ブルーブラック2
2.Satoshi's side
*
「いらっしゃーい・・お!2人揃って久しぶりだな!」
小さめの居酒屋に入ってきたのは智と江川だった。
声を掛けた店員は2人とも友人の仲で、智が江川と飲みに来るのはほぼこの店を利用する。
2人はカウンター席の端に座り“いつもの”と注文した。
「あぁ~疲れた・・・」
「お疲れ様、“クマ”」
「ぜ~ってぇ来年はお前がやれよ!」
「・・・無理」
未だにしつこくも江川は智に文句交じりに着ぐるみの話をしていると、すぐに“いつもの”ビール2杯が目の前に置かれた。
「そんじゃ、お疲れ」
「ああ、お疲れさん」
2人は静かにジョッキを合わせるとそのまま冷えたジョッキを口につけた。
「いらっしゃーい・・お!2人揃って久しぶりだな!」
小さめの居酒屋に入ってきたのは智と江川だった。
声を掛けた店員は2人とも友人の仲で、智が江川と飲みに来るのはほぼこの店を利用する。
2人はカウンター席の端に座り“いつもの”と注文した。
「あぁ~疲れた・・・」
「お疲れ様、“クマ”」
「ぜ~ってぇ来年はお前がやれよ!」
「・・・無理」
未だにしつこくも江川は智に文句交じりに着ぐるみの話をしていると、すぐに“いつもの”ビール2杯が目の前に置かれた。
「そんじゃ、お疲れ」
「ああ、お疲れさん」
2人は静かにジョッキを合わせるとそのまま冷えたジョッキを口につけた。