星☆彡に願いを
どうやらその子は同じ学年らしい。
「私は、一年の本条 真希。ふつーに呼び捨ててで呼んでね。あなたは?」
「私も一年だよ。名前は紗恵。もちろん呼び捨てで。」
真希といると、弱い自分を見つめて強くなれる気がした。
真希は病気になりながらも強かった。
真希はどうやら、最近隣のクラスに転校してきたらしい。
前いた学校では、バスケをしていたみたいだった。
真希は自分の病気に関してのことを話そうとしなかった。
私から聞くこともなかった。
そんな残酷で
絶えれなぃぐらいの現実を真希は絶対しゃべらなかった。
真希?
あなたがそんなにも
つらいこと…
苦しいこと…
気付いてあげられたくて
ごめんね?
その時のあたしはずっと
自分が世界一不幸だ。
としか思えなかったんだ。
今はちゃんと笑えてる?