星☆彡に願いを
少しして…あたしのたのんだミートスパゲティを若い女の定員が持って来た。
もくもくと無言で
たのんだ物を食べた。
少しして…
ふと気付いた。
祐裕は彼女がいて
こんな事をしてるのだろうか…
祐裕は好きな子がいて
こんなことをしているのだろうか。
不安になった…
でも。弱いまんまで
いたくなかった。
あたしは決心して
祐裕に問い掛けた…
「祐裕って彼女とか…いるの?」
「彼女…?いねぇ…塚、最近別れたんだ。」
「え……なんで?」
「俺…捨てられてさ。相手が他に好きな奴できたんだってさ。勝手だよな。」
そう言う祐裕の瞳は
悲しげで…
寂しげで…
悔しげで…
ぎゅっと強く強く
こぶしを握っていた。