星☆彡に願いを
「さてと。お母さん少し買い物に行って来るわね。」
「え?ちょっ…」
「健君。ゆっくりしていってね」
「ありがとう。おばちゃん。」
ガチャッ―……
パタパタパタ―…
いっちゃったよ………
――――…………
「あたし…上行くね…」
「ちょっと待ってぇや。」
健があたしの手を掴んだ。
「や。あのな…俺…」
「明日から、こっちの学校通う…ねん。」
「へぇ―て。なんで??」
「なんでって…もう大阪には戻らんらしいねん。また一緒に学校通おな。」
健はニコニコ笑った。