咲き続ける花がある
そんな私には限界がきていた

普段ならこんなんじゃ
そこまで落ち込まないだろう

何故だかこの瞬間涙が溢れ出した


「もう無理だ…」

今日は、もう帰りたい
まだバイトにでて30分だけれど
所長に、話をしてみよう

「すいません、今日は帰っていいですか?」

ボロボロ涙をこぼしながら言った

「え、どうした恩田…」

おろおろしながら私の背中をさする

「すいません」

「とりあえず送ってくから…」

「今日は、1人で帰ります…」

「なんかあればすぐメールしてこいよ?」

「お疲れ様でした…」

ふらふらと家へと歩き出した


私、なにがしたいの?

このままだらだら生きていくの?

そんなことを考えながら

すごくゆっくり歩いていた
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