咲き続ける花がある
私は、踏切の前で立ち止まった
遮断機はまだ上がっていた
何故だろう頭がぼーっとしてきた…
視界が狭くなって行く…
そのまま、眠るように目を瞑った
ここは?
花奈美の前には真っ白な世界が
広がった
真っ白な公園
真っ白な空
真っ白な砂
無色な世界…
私は、周りをぐるりと見渡した
「誰かいる…」
肌の真っ白な、吊り目の男の子が
静かに立っていた
「何故?何故あの時」
あの時?
「僕は信じ、望んでしまったの?」
信じる?他に誰かいるの?
「花奈美…」
え…
花…奈美?
遮断機はまだ上がっていた
何故だろう頭がぼーっとしてきた…
視界が狭くなって行く…
そのまま、眠るように目を瞑った
ここは?
花奈美の前には真っ白な世界が
広がった
真っ白な公園
真っ白な空
真っ白な砂
無色な世界…
私は、周りをぐるりと見渡した
「誰かいる…」
肌の真っ白な、吊り目の男の子が
静かに立っていた
「何故?何故あの時」
あの時?
「僕は信じ、望んでしまったの?」
信じる?他に誰かいるの?
「花奈美…」
え…
花…奈美?