けいさつのお兄さん。〔BL【短編】〕
「だからって…学校休んでもいいなんて言った覚えは無いぞ!」

お兄さんは、俺に怒鳴った。

「いーじゃん俺頭いーしー」

俺は、500人近い学年で全部(5教科)1位なんだもん。しかも全国模試で全国首位だから。それに高校決まって学校は授業も無い。

「だからって何で俺ん家に居るんだよ…」

「お兄さんのお休みが木曜だから~」

「はあ~」

お兄さんは、ため息をついた。

「お兄さんは、僕のこと嫌いなんだ…」

「や、そうじゃなくて…ってお前絶対計算してるだろ。僕ってなんだ僕って」

俺の計算は、ばれてしまった。

「だってお兄さんが~」
「あーもう分かった何処か行きたいことあるか?」

俺のばか毛センサーが反応した。

「お兄さんっ…」

「今日だけだからな…。」

お兄さんは、何だかんだ言ってもいつも優しい。
「遊園地が良い。」

「遊園地か…ほら行くぞ。」

俺は、目を輝かせながらお兄さんに引っ付いて行った。
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