黒の寵愛
「おい海
キミは声が大きいんだよ
沙夜ちゃんが怖がってるだろ」

怖い
そうかこの感情が怖いなんだ

「おはよー
沙夜ちゃんに冬夜
そして、海」

あ、この声は

『…おはようございます…静馬さん』

海と言う子を注意してくれた静馬さんに目を向けた

「しっかし冬夜は、食べ物まで沙夜ちゃんに食べさせて上げてるのかい
甘いね~
そして、昨日からずっと一緒何だろう」

「沙夜は俺のだから離さないのは当たり前だ」

冬夜さんは、そう言って頭を撫ででくれた
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