黒の寵愛
白衣の男の人が一生懸命に喋っていても私を抱っこしてる人は全部無視してます

「冬夜~
ちゃんと僕の話しを聞いてよ!」

冬夜(とうや)
名前かな?

『…冬夜…さん?』

2人とも最初は、少しビックリしたような顔をした

「そうだ
俺の名前は冬夜
そして、お前の名前は沙夜(さや)だ」

沙夜?
私の名前

『沙夜…私』

小さく自分の名前を言っていた
沙夜を2人が優しく見てる事を知らなかった
< 4 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop