黒の寵愛
「あ、そうそう
まだ僕の名前を言ってなかったね
僕は静馬(しずま)って言うんだ」

あれから広い部屋に移動した
此処はリビングなのかな
明るい部屋

沙夜は冬夜の隣に座って静馬の話を聞いていた

「でも何だか冬夜が他人に優しのを見るのは何だか変な光景だな」

「他人じゃねぇ
コイツは俺の半身だ」

『…半身?』

冬夜の半身?
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