先生、スキだよ・・・(短編)
「おい、誰かに電話して金を用意させろ。」
「へい!携帯借りるぜ。お譲ちゃん。」
「おい!彼氏って書いてあるぞ!」
「そこに電話しろ。彼女を殺されたくなければ金を用意しろ。ってな。」
彼氏・・・そっか・・・先生だ・・・
なにされるの?
殺されるの?
もう・・・ヤダよ・・・
私は意識を失った・・・


「ん・・・・・・」
「目が覚めたか」
「!!」
「お前の彼氏、無責任だな。勝手にしろ、だってよ」
「ぎゃはははは!!ツイてねえなあ、お前」
先生・・・
バアンッッッ!!!!!!
なに?
「誰だお前!」
「そいつの彼氏ですけど?」
え・・・
「何!?確かに勝手にしろって!!」
「ウソにきまってんじゃん」
せんせ・・・
「ふん、お前1人で何ができる!」
「お前バカかよ。1人なわけないだろ?」
「なに!?」
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