コーダ
数時間雪が積もって、やんだ頃には夕暮れ時だった









そろそろ、帰ろうか?










うん、帰ろうか、









トコトコ、










歩いて、数分後、









あたしは家の前に来た。









また、明日ね!









うん、









京谷は数歩歩いて、スタスタと戻って来た。









「忘れ物。」










そうつぶやくと、京谷はあたしにキスした。









あっ!









あたしはキスして閉じたまぶたをうるうるさせて京谷を見つめた。










ずっと、一緒にいる、だって、アリスは俺の事、支えてくれた。




だから…ずっと一緒にいる、









約束だよ!









これだけは、俺、絶対守る。









そうつぶやくと、京谷はキスした。









「今のは、誓いのキス、」









2人は、ぎゅっと抱き合った。
< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

その少女、操作能力者(コントローラー)
入江翼/著

総文字数/683

恋愛(学園)4ページ

表紙を見る
(b)acon(l)ettuceを愛している女子達
入江翼/著

総文字数/533

青春・友情7ページ

表紙を見る
永久がくっ!
(とわがくっ!)
入江翼/著

総文字数/553

恋愛(学園)4ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop