私こそ光る☆君~番外編②~
ラブメール
遥視点
放課後。
「ハ~ル~ちゃんっ☆」
「のわっ!!」
物陰から突然現れた由依に驚いて声を上げた。
いつも騒がしいくせに、たまに気配を消して忍び寄るようなことをするから、こいつは恐ろしい。
「何してるの?☆」
「なっ、何でもねーよ?」
背後からこちらの手元を覗き込むように顔を突き出してきて、慌てて携帯電話を上着のポケットに隠した。
バレてないよな……?
不自然な笑みに頬を引き吊らせながら由依の様子を恐る恐る窺うと……。
「見~ちゃった、カナちゃんへのラブメール☆」
がっつりバレてんじゃねーかよ、くそっ。
「デートのお誘い?☆」
画面見えてたとしてもあのタイミングなら一瞬だろうに、どんな動体視力してんだよコイツ。
奏は可愛い可愛い言うけど、俺様はぜってー認めねぇ。
由依は可愛くない。
放課後。
「ハ~ル~ちゃんっ☆」
「のわっ!!」
物陰から突然現れた由依に驚いて声を上げた。
いつも騒がしいくせに、たまに気配を消して忍び寄るようなことをするから、こいつは恐ろしい。
「何してるの?☆」
「なっ、何でもねーよ?」
背後からこちらの手元を覗き込むように顔を突き出してきて、慌てて携帯電話を上着のポケットに隠した。
バレてないよな……?
不自然な笑みに頬を引き吊らせながら由依の様子を恐る恐る窺うと……。
「見~ちゃった、カナちゃんへのラブメール☆」
がっつりバレてんじゃねーかよ、くそっ。
「デートのお誘い?☆」
画面見えてたとしてもあのタイミングなら一瞬だろうに、どんな動体視力してんだよコイツ。
奏は可愛い可愛い言うけど、俺様はぜってー認めねぇ。
由依は可愛くない。