君が好き。
最近、柚輝の様子がおかしい……


なにかあったの???



何でそんな悲しい瞳をするの??


分かんないよ…


ーー何かあったなら頼ってほしい……

だって貴方は『大切』だから…


そう思いながら私は眠りについた………………


久しぶりに夢を見た………


ーーーーーー

ーーーー

ーー


『さようなら。爽空……』


『えっっっっ?柚輝??』


『もう爽空の側に居られない……』

そう言いながら私に背を向け、闇に消えてしまった………


私は動きたいのに足がすくんで動けなかった……


悲しくて切なくて悔しいって思った。

ーーーー

ーーーーーーーーーー



『………空!!』


『……………』


『爽空!!起きろ!そ~ら!!』



『ン…………ッ…!!』


どうやら夢だったみたい………


良かった……


『何か怖い夢でも見た??』


『……うん………でも、大丈夫だよ♪柚輝が居るから』


『爽空?お前……『ねぇ…柚輝』


私は嫌な予感がして柚輝の声を遮った。

『…なに?』

優しい顔で私を見る。


『ずっと……』


『ん?』


『ずっと一緒に居てくれるって約束できる?』



『……もちろん!爽空が離れてって言っても離れるつもりはない』



それ聞いて安心した。


ありがとう




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