お嬢様の快楽



今日は入学式だけだよね。

「今日は迎えは、入学式が終わり次第で良いですか?」

「ん~?」


多分、誰かとお祝いで遊びに行ったりするのかって聞いているんだよね。


「うん、迎えよろしくね。」

「はい。」

それから最後の一口をちょっと大事に食べた。

それから、少しテレビ見て、車に乗って……。

慣れない高等部の制服は、座りにくくした。


「お嬢様。」

「なにぃ?」

「……緊張されているのですか?」

「な、何言ってる……」

「大丈夫ですよ。お嬢様なら。」

「何が……。」


珍しく微笑み……なのかにやけてるんだか……ながら運転する要さん。


< 14 / 90 >

この作品をシェア

pagetop