お嬢様の快楽
なおもニコニコして作業を続けるあーちゃんを見つつ、いろんな思考回路を巡らせる。
お母様とお父様より、ずっと要さんやあーちゃんの方が長い間近くにいるなあ。
あーちゃんは私がお願いして雇った。
ただ、メイドが欲しかっただけ。
ちなみに要さんは親が雇った。
選んでいたのかわからないけど、要さんで良かったなあと、とても思う。
容姿の面についての話。
イケメン執事とか、正直どうでもいい。
要さんは今時ではない。
でも、真面目で優しい穏やかな顔立ち。
正直、要さんじゃない人は執事と呼べるか……。
要さん、オーラが執事。
(なんだか失礼ね……)
あーちゃんについては、萌え、萌え、萌え。
私が萌えの結集体No.1を選んだ故、メイド喫茶以上の萌え。
童顔、低身長……これは私のが少し小さいのだが……そして巨乳。
偉大な天然記念物、萌えプリンセス。
……いや、小3の選んだ頃は「カワイイ」の感覚だったけど……流石に。
幸せ……だろうね。
いい人に囲まれた生活なんてね。