密フェチ†ガーターベルト
荒い息と熱をはらんだ潤む目で、後ろを振り返り彼を見上げる。
スーツの前を少し緩めていた彼は、素早く身繕いを終え
「先に戻るぞ」
と、隙のない身のこなしで会議室を出て行った。
私はゆっくり立ち上がり
…スカートを直した。
たったそれだけのことで見る限り情事の跡はわからない。
彼は素肌の温もりを残すこともしないから。
でも…それでもいいの。
私にも残されたものがあるから…
それは私のスカートの中
ガーターベルトに彼が放った精だった……