左の予感 
隣の席
ゾクっ。

鳥肌が立って隣の人の顔を見る。

「何か?」

「あ、いいえ?」

それがあなたとの出会い。

通勤バスの中。

知らずに座ったあなたの左隣。

あなたが降りて行くまでの15分間

ピリピリとする感覚に酔っていた。

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