夜まで待てない…《執事の焦らす指先》
ティータイムも終わって、私は庭を散策。


陽が傾き始めている。


夜までもうすぐーーー・・・



斗希は番犬のタロウの餌やり。


私をいつも、焦らす指先が見えた。


「タロウに餌をあげる時は手袋、外すんだ…」


「お嬢様?」


斗希は私に酷く驚いた様子。

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