Forever love〜あおぞら〜
「祭りはダメ!」
有里が、力強く言った。
舜はなんで?って感じだったけど、すぐに諦めたらしい。
「里奈?どこがいい?人があんまり居ないとこだよね。何処だろう…」
「あ…うん…」
「え?なんで人が居ないとこなの?」
舜が聞いてきた。
「あ。ちょっとね;」
理由なんて言いたくもなければ、思い出したくもなかった。
「友哉君は?どこがいい?」
有里はあたしから、話をそらそうとしてくれた。
「俺?どこでもいいんじゃね?」
どうでもよさそうな話かただった。昔の話し方に少し似てたけど、すこしちがっていた。当たり前か…
「じゃぁ、無難にデパートでいっか♪」
「賛成~!!!!」
舜君は、有里がいるならそれでいいって感じだった。
あたしは、友哉と目をあわすことはなかった。
友哉がなんどかあたしを見ていた気はしたけど。
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