Forever love〜あおぞら〜
〜友哉side〜


男にぶつかって座り込んでふるえていた里奈…


俺がいない間に一体なにがあったんだ?あの、また逢おうって約束したときと変わった里奈…

まぁ、俺もどっかは変わってるかもしれないけど、どうしたんだ…


里奈…


俺は有里って子に腕をひっぱられながら考えていた。


「友哉君…里奈のこと考えてる?」


「え…なんで?」


「あたしね、里奈のことはわかるんだ。友哉君、里奈のこと知ってるんでしょ?」


俺は、素直にこの有里って子はすごいなって思ってしまった。


「ああ。」


「やっぱり。あたし、舜とプリ撮るから友哉君、里奈のとこに行ってあげて?」


「………」


「舜の奴、あたしのこと好きみたいだしね。」


この子、本当にすごいな。

舜の気持ちわかってたんだ。


「すごいな。お前。」


「はは。そうかな?ってか、早く里奈のとこ行ってあげて?たぶん泣いて、ふるえてるから。」



「ああ。わかった。」


俺は、なんで里奈が泣いてるのか、震えてるのかわかならかった。



なぁ…俺がいなかった間に何があったんだ?





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