Forever love〜あおぞら〜
俺は、自販機で冷たいジュースを買って、里奈のとこへ行った。
下を向いて、ふるえを治めようと必死になっているようだった。
「ヒャッ…」
里奈の頬にジュースを当てた。
「久しぶり。」
里奈に再会してから一番最初に発した言葉だった。
ただいま。とか、この雰囲気だと大丈夫?どうした?とかだけど、なぜか久しぶりとしか、でてこなかった…
里奈からは何も返事がなかった。
「里奈?お前どうしたんだ?」
「………」
やっぱり里奈からは返事が帰ってこない。
俺、人間違えてないよな?
「…ッ…ッ―」
泣いてる―ふるえてる。
「里奈?」
「ッな…なんで?」
再開して一番最初に里奈から聞いた言葉。
「ゲーセン好きじゃねーし、お前がおかしかったから。」
素直に言った。そして、ジュースを渡した。里奈は目を赤くして、手がふるえていた。
「ありがと…」
そういってまた、下を向いた。
「俺のこと、覚えてるよな?」
里奈を見るとうん。と頷いた。
よかった…
覚えてて…でも、それ以上に今の里奈がふるえてる理由がしりたかった。
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