Forever love〜あおぞら〜


俺が来てから、どれだけの時間が経つのか。


里奈はだんだんふるえが治まってきたっぽい。


「友哉?」


里奈から久しぶりに聞いた俺の名前。

弱弱しく言った里奈を見た。


まだ少しふるえてたけど、里奈は俺に心配かけないようにしてるのかなんとか笑顔を作ろうとしてた。


「作り笑いなんてするな。」


「はは。ばれたか…」


ばれるだろ。


「元気だった?」


俺は、里奈がふるえてるわけを知りたいのに聞くことができない。


「うん…友哉は?」


里奈の返事で、俺がいない中学の間に何かあったのだとすぐにわかった。


「まぁ、それなりに?」


「そ…そうなんだ…」


俺は里奈になにをやってやれるんだ…

昔となにもかも変わっているような里奈に…



「里奈!!!!!!」


舜と有里が来た。

ん?手を繋いで…?



里奈は涙を隠そうとがんばっていた。

舜はニコニコして、俺に近づいてきた。





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