Forever love〜あおぞら〜
「なぁなぁ。俺、有里ちゃんと付き合うことになった♪」
「お前、その話し方キモイ…」
舜が、のろけてるかのように言ってきた。
「里奈?大丈夫?」
有里はあっさり舜の手を離して里奈に言っていてた。
「うん♪大丈夫だよ♪ごめんね。」
また…作り笑いしてる。
頼むから作り笑いなんてすんなよ…
「そっか♪無理しちゃダメだよ?」
心配する有里に里奈は頷くだけだった。
「なぁなぁ♪やっぱり、祭りいかね?花火もやるっぽいし♪」
「だめ!」
舜、お前はどんだけ祭りが好きなんだよ…
「有里…行って来なよ♪あたし、帰るから♪」
「里奈…でも…」
里奈?
「あたしは大丈夫だから♪」
「行こうよ。四人で。」
四人で…
「でも、友哉君…」
「舜も行きたい言ってるし、こいつは俺が見とくから。」
里奈は驚いたように俺を見た。
「そっか♪じゃぁ行こう♪」
「え…あたし…」
里奈は戸惑ってたけど、そんなの関係ない。
里奈は舜よりも、祭りに行きたい顔をしてたから…
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