Forever love〜あおぞら〜
〜友哉side〜


『好きだった』か……


俺はもう過去ってことかよ。


「待てよ!」


俺は里奈を追いかけ、捕まえた。


くらい道ではっきりとは見えなくても腕を掴んだだけで里奈は泣いていることがわかった…



「ちょッ離してよッ」


「俺はお前が好きだ。」

これがノリっていうものなのか、想ってる事が口にでる。


「……なにいってんの?からかわないでよ。」


「俺がいない間にお前に何があったか知らないけど、お前がその事で苦しむようなら俺が全部消してやる。だから…」


「都合のいいことばっか言わないでよ!」



都合のいい?なんだ?俺はただお前を苦しめたくないって思ってるだけなのに。



「里奈?俺、俺は…」


「言ったでしょ?あたしは誰も好きになんないって。」


さっきから俺に腕を掴まれたままで俺の方を向かない。



「こっち向けよ。」


頼むからこっち向けよ。




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