Forever love〜あおぞら〜
〜里奈side〜
「ありがと…」
今日はすごく綺麗なあおぞらだ。
保健室からは少ししか見えなかったから屋上にいきたかった。
「なぁ。俺さ、やっぱお前の側に居たいんだけど…」
「………」
聞こえてても聞こえないふり。
『素直に…』
「友哉?」
「ん?」
友哉があたしの隣に来てくれた。
「本当にあたしの過去を消してくれるの?」
唐突な質問かもしれない。
「俺さ、向こう行ってもずっと里奈の事しか考えれなくて戻ってきたんだ。…でもお前変わっててかなりびびった。」
「質問の答えは?」
答えが聞きたいよ。
「俺はお前が好きだ。お前を俺でいっぱいにするのは自信あるけど?」
「ははッ。あたし昔から友哉に引っ張られてたけど変わんないや。」
昔から友哉はあたしが喜ぶ事を言ってくれる。
手を引いてくれる。
「おねがい…一回しか言わないからよく聞いてて…それでッ…それでもあたしの側に居てくれるならッ…もう離れないで…ッ」
最後の方なんか聞こえてないとおもう。
友哉はわかった。と真剣な顔をして運動場?空を見てた。
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