Forever love〜あおぞら〜


〜♪♪〜♪〜


携帯が鳴って、櫂先輩に屋上に呼び出された。


屋上からはじめてみた空はあおぞらだった。



「里奈ちゃん、俺、はじめて里奈ちゃんを見た時から気になってた。」


「はい…?」


この雰囲気は告白ですか?


「単刀直入言うね。好きだよ。付き合って。」


なんのためらいもなく先輩が発した言葉。


1年?2年?前に友哉に言われたかった言葉だった。


あたしは頭が回らなかった。


「返事は?」


あたしは頷いたんだ。

先輩と居ると楽しいし、何より安心感があったから。


それからあたしと先輩は付き合いだした。


毎日が楽しかった。


夏休みにはあたしにとってのファーストキスをした。


有里と大智先輩、先輩とあたしでたくさん遊んだ。



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