幼い頃のpromis

「結菜!!!」


あたしが半ば諦めかけてた時…


「涼…」


なんで来たのよ…あんたまで

巻き込むじゃない…


「てめぇ!」


その瞬間あたしの上に乗ってた重みが消えた…


そして男たちはお腹を押さえて苦しがっている…


「てめぇら、何してくれてんの?
まぁこんなブーちゃんだけどな、

一万歩譲って一応こいつは女だ。」


おい!


この場面でもそーゆーこと言うか!


「てめぇら、俺の大事なヤツに何したか分かってんのか?


容赦しねぇよ?」


そういって涼は男を殴り始めた…

「涼…もういいよ…」


「ちっ…次同じ事したら


生きて帰させねぇよ?」


男たちはびびって逃げていった…

残ったのはあたしと涼と…


女…


「なぁ、高山?お前…何考えてんの?」


高山?


この女の名前?


てか知り合い?


「っ…」


女は悔しそうな顔してた…


「俺は女に手挙げる気はねぇが…

いい加減にしねぇと


お前もただじゃおかねぇぞ」


涼が見たこともないくらい低い声で言った…


一瞬誰が喋ったのか分からなかった…


女は悲しそうな顔して走っていった
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