いつも君を想う
ピーンポーン
あっ、京来た。
『行ってくる』
『行ってらっしゃい』
『優、おはよう』
『おはよ。何か行きたくない。』
『うちがついてるし、翔君もおるやん』
そうやな。
『頑張るわ』
2人で、色々喋ってたら、
学校ついた。
京とは、同じクラスやからよかった。
教室に入ると、クラスメイトが
こっちみて、
『優ちゃん、どうやって翔先輩の事惚れさせたんやろ』
『優ちゃんやから、どうせ身体やろ』
そんなんばっかり言われて、
嫌になって走って教室を出た。
行くところないから、
とりあえず、屋上いった。
たぶん、京は追いかけてくれたけど
見失ったんやろな。
京、約束破る。
ごめん。
鞄からカッターを出して
腕を何回も切った。
切ったら、何でかわからんけど
冷静になれる。