残業
脳が痺れ、歪む視界に
何時ものように中指でメガネを直しながら
息も絶え絶えの私の耳元で囁く



「続きは明日の残業でな…」



考えただけで身体の奥が疼いて堪らない

そんな私を弄ぶかのようにメガネの奥の
瞳を細め、愉しげに見つめる上司




そして私は待ちわびる
上司との『残業』の時間を…。








< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

顔のない恋
ikoi/著

総文字数/42,239

青春・友情199ページ

表紙を見る
Line ~何時ものセリフで~
ikoi/著

総文字数/14,134

恋愛(オフィスラブ)40ページ

表紙を見る
こうもり女
ikoi/著

総文字数/3,771

恋愛(オフィスラブ)8ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop