ひっきーの救世主✝


「星ちゃん・・・大丈夫かな・・・。」
自分の部屋のベッドをゴロゴロしながら
星ちゃんにメールをするかどうか悩み中。

「うーん、電話のほうがいいかなぁ・・・。」
思い切って電話をかけることにした。

――ピピピ
ガチャ・・・
あ・・・出た。
「もしもし、星ちゃん?」
「なに?梨乃ちゃんかぁ。」
よかった・・・元気そう。
「今日、大丈夫だった?なんかあった?」
「ううん、なんでもないよー!実は、ある人と会っててさぁ。」
「そ・・・そっかぁ。まぁ、それならよかった!声、聞きたかっただけだから・・・。」
よかった・・・。
星ちゃん、誰と会ってたんだろう。
そして電話を切ろうとしたとき・・・
「あ、梨乃ちゃん!」
星ちゃんに呼ばれて返事をする。
「なに?」
「あのね・・・星ね・・・。」
「う・・・うん。」



「篤志君とHしちゃった。」
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