ひっきーの救世主✝
―――翌日
廊下を一人で走っていく梨乃が見えた。
顔を隠そうとしてる様子。
もしかして、なにかあったか?
クラスの友達としゃべっていた僕は、
「ごめっ、ちょっと用事思い出した!!!」
そういって、教室を飛び出す。

追いかけると、
梨乃が廊下の隅で泣いていた。


< 43 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop