ひっきーの救世主✝
――――・・・
――・・・
「んん・・・?」
目を覚ましたらいつの間にか
6時。
あの後寝てしまったようで、
微妙に太陽が落ちかけていた。
「あー寝ちゃったのか。」
ベッドからヨロヨロと起き上がり、
1階へ向かった。

下には中学生の弟が
ゲームをしていた。
「ん・・・帰ってたのか・・・。おかえり。」
「うん、ただいま。姉ちゃん、大丈夫?」
心配かけてるな・・・私。
「うん、大丈夫だよ。」
家族みんなに心配かけて私って最悪。
「姉ちゃん学校行かなくて大丈夫なの?退学とかあるんでしょ?」
「うん。やばいかも。」
「行きなよ、学校。無理にとは言わないけど・・・。」
「うん・・・。ごめんね。私、ちょっとコンビニにご飯買いに行ってくる。」
「いってらー。」

―ガチャン
ドアを閉めて寄りかかる。
「あー私なにやってんだろ。」

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