囚われ姫~今宵降りゆく星屑は~
「綾ちゃん愛されてるね!羨ましい…」




あたしの呟きが聞こえていたのだろう。
あたしと綾ちゃんの後ろにいた秋元くんが気まずそうに目を逸らすのが視界の端で見えた。




「ラブラブ良いね!秋元くん、ご馳走様」




いきなり振り向いたあたしにびっくりしたのか、赤いままの顔をあたしに見せた。
綾ちゃんは本当に愛されてる。
第三者が見ればそれは少し重いようにも思うけれど。
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