オークションの悪戯-イタズラ-
「本音言うと御飯でも誘いたかったけど

バレたらマズイからなー」

帰りの車内で私はバレないように

後部座席に座る。

「そうですねー、神田さん料理とか

するんですか?」

「仕事終わったら屋敷で作って

食べてるよ」

「わー食べてみたいですー!」

私は目をキラキラさせる。

「自身はかなりないけどいつか誘うよ」

神田さんはハハっと笑う。

「やったー!」

これだけ楽しかったのも久しぶり

かもしれない。

神田さんは屋敷に着くと

急いで着替えて出て行った。
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