オークションの悪戯-イタズラ-
「し、失礼します…」

「今日は、伊原さん。

本日は宜しくお願いします」

暁人さんはすでに営業モード。

「今日は、そちらは?」

伊原さんとバチリと目が合う。

一応名前ぐらいは言っておくべきかな?

「佐伯憂子です」

「僕の婚約者です」

私に気持ち悪いぐらいの笑顔で

肩を寄せてくる暁人さん。

「そう、でははじめましょう」

「チッ」

暁人さん小声で舌打ちした!?

そりゃあ伊原さんはどうじなかった

けど…

伊原さんはほんと黒髪の綺麗なロングで

背が高くて脚も勿論長い。

まさに才色兼備。

こんな人と御茶会できるのかなー…

< 84 / 140 >

この作品をシェア

pagetop