好きかもしんない[完]




あたしはそんなのを無視して通りかかろうとする。





「…もえの?」





えっ?今もえのって言った?





あたしはヤンキーたちのほうを見てみる。





「…いつきくんっ?!」





「やっぱもえのじゃん。なにしてんの?」





ヤンキーたちの中心にいたのはまぎれもなくいつきくんだった。






その中にもう一人知っている人がいた。






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