好きかもしんない[完]




「じゃ、気をつけて帰れよ。」





そう言って笑いながらあたしに背を向ける。





あたしも家までくるっと向きを変えて帰る。





いつきくんがヤンキーね…。






しかも同い年だったなんて…。突然すぎてビックリするよ…。






ヤンキーだけど、彼はちょっとだけ違うような…。何か大きなものをかかえているような…。







まさかみんなが知っているとは思わなかった。




さつきも知っているのかな…?












< 54 / 220 >

この作品をシェア

pagetop