私のヒーロー=ヤンキー君☆
昨日、家に帰る途中。
全く顔の知らない…というか、見たこともないような他校の連中に絡まれた。
「よう。」
「…………。」
めんどくせぇ…こういうのに構ってるとろくなことないからな。
俺は無視して通り過ぎようとした。
「おいおい、シカトしてんじゃねぇ…よ!!」
グッ!!
肩をすげぇ力で掴まれて、
ダンッ!!
壁に背中を叩きつけられた。
「……っ…何だよ、てめぇら。」
睨み付けて言うと、そいつ以外にも5人くらいのヤンキーが出てきた。
「お前に聞きたい事がある、鳳 龍雅くん?」
「………気色悪い呼び方してんなよ。」
グループのリーダーみたいな奴が、俺を見て言った。