私のヒーロー=ヤンキー君☆
「てめぇ、神崎さんに何て口聞きやがる!!」
ガッ!!
胸ぐらを掴まれる。
「よせ、俺達の目的は羽柴だ。」
「小せぇな…やられたから、やり返そうってか?そうゆうことはしちゃいけねぇってのは、小学生でも幼稚園児でもわかんだろ?」
「っ……この野郎!!」
ガッ!!
ダンッ!!
俺の左頬をそいつは殴った。
「あーあ…何手、だしちゃってんの。」
「コイツが…!!」
「俺が狙ってた獲物に手、出すなって言うとるんや。」
そいつはヘラヘラした顔から冷めた顔になって、俺を殴った奴に灸をすえた。
口の中に不味い鉄の味が広がる。