私のヒーロー=ヤンキー君☆


あと少しってところで、菅原に止められた。

りまは真っ赤になって謝る中、少しイラッとした俺は、舌打ちした。
すると、幸平に言うような説教が始まったわけで…

今日も、穏やかに過ごせると思っていた時だった。


ブォン、ブォン!!

ブォン、ブォンブォン!!



昨日、耳に焼きつけたバイクのエンジン音が校庭に鳴り響いた。

嘘だろ……

あいつら……!!


俺は誰もいない廊下を走った。



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