私のヒーロー=ヤンキー君☆
「っ、はぁ…」
龍雅の顔は、辛そうだった。
体調悪いのが、悪化したんだ!!
肩で息をして、ダルそうに、辛そうに顔をしかめて周りのヤンキーを通り越して、私の前に立つ神崎さんを睨み付けている。
「なーんだ、体調悪かったんだ?」
「…はぁ…っるせぇ…」
「龍雅……」
「はは、弱ってるねぇ。お前ら、やれ。」
「もうちょっと遊べるかと思ったんだがな、鳳?」
「今すぐ楽にしてやんよ!!」
残りのヤンキーが、龍雅に殴りかかる。
バキッ!!
「龍雅!!」
龍雅にヤンキーは拳や蹴りを入れる。