私のヒーロー=ヤンキー君☆


『りまを早く抱き締めたい。』



聞いて、思わず赤面した。

顔にどんどん熱が集まる。
は、恥ずかしい…

「な…龍雅ったら…」

思わず笑みがこぼれた。
何だか、嬉しくて…
だから余計に、早く龍雅の状態が気になって、早く顔を見て安心したくて…

心配で堪らなかった。


ガチャッ


診察室の扉が、静かに開いた。


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