私のヒーロー=ヤンキー君☆
「…ってめぇ、学校で怖がられてるからって調子に乗ってんじゃねぇぞ?」
「実際に相手を病院送りにするような喧嘩をしてる所も、詳しい情報もねぇもんなぁ?なのに威張ってんじゃねぇぞ!!」
そう言うと、3人のうちの2人が鳳くんに殴りかかろうとした。
「本当、小せぇ。」
鳳くんは怯まず、一歩もそこを動かずに、ただ2人を冷たい瞳で睨んでいた。
「あ、危ない…!!」
ピタッ
殴りかかった2人は、鳳くんに拳が当たる直前で止まった。
2人共、鳳くんの気迫に負けたみたいだった。
「何だよ、俺を殴る勇気もないのか?どこまで小せぇんだか…」
「うるせぇ、てめぇがビビってると思ったから止めてやったんだ!!」
そんな言い訳をする2人。