私のヒーロー=ヤンキー君☆
「もう終わりかいなぁ?喧嘩売ってきたんはそっちやろ!?」
「くそっ…覚えてろや!!羽柴!!」
「けっ!忘れたるわ!!」
関西の廃工場で、俺は売られた喧嘩を買った。
ざっと数えて20人くらいおったやろか?
まぁ、ええわ。
そんくらいの人数の暴走族をたった今片付けたところや。
「あー…停学か退学…退学覚悟しとくか!」
そう1人で言って工場を出た時には、すっかり夜になってて、星が綺麗に光っとった。
「うわ…母ちゃんに怒られる!」
俺は走って家に帰った。