私のヒーロー=ヤンキー君☆
「…じゃなくて、俺が聞きたいことは1つや!!」
そう言うと、ズンズンとりまに近づいてくる羽柴。
「ちょっと、羽柴!!りまに近寄らないでくれる!?」
「茉智でもええわ。」
「何よ?」
「りまが鳳 龍雅と付き合っとるってのは、嘘やろ?」
ニコッと笑って私の言葉を待つ羽柴。
「ふふっ…本当よ。」
満面の笑みで私は言った。
「ホンマか!?りま、嘘やろ?」
「ん?本当だよ。」
「うわー!嘘や嘘や嘘やー!!」
「うーるーさい!!用が終わったらとっとと帰れ、この変態チャラ男!!」
「信じられへんわー…」
そう言うと、するりと私の横を通り過ぎて…
「きゃっ…は、羽柴くん!?」
羽柴がりまに抱きついた。