私のヒーロー=ヤンキー君☆


「よっしゃ、入るで!!」

ガラガラ…

鈍い音をたてて重い扉が開く。

狼が噛みつくような目付きで、龍が神崎を睨み付けていた。

「お前の相手は俺達だろうが!!よそ見してんじゃねぇ!!」

と大声をあげた1人が、木材の棒を龍目掛けて勢いよく降り下ろした。


「龍雅、危ない……!!」


ビュッ!!


バキィイ!!



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