私のヒーロー=ヤンキー君☆


「……ホンマに、仕付けの悪い連中ばっかりやなぁ!!」
「幸平!?」
「は、羽柴くん!!」

俺は腕で木材の棒を受け止めた。

「男と男の勝負は、素手でしろって基本も知らんのか?なぁ、神崎いぃい!!?」
「うるさいわぁあ!!」

神崎と俺が睨み合う中、他のヤンキー達が龍と俺の2人に殴りかかる。

ホンマに、こんなせこいマネしかできん頭が低能でガキな奴等ばっかりやなぁ…。

「チッ…まだこんなにおったんかいなぁ!?卑怯にも程があるよなぁ?なぁ、お前ら!!」
「ぐっ……は、羽柴じゃねぇか!」
「俺の大事な仲間が世話になったなぁ?あ?歯、食いしばれやぁあ!!」

次々と殴りかかってくるヤンキーを倒していく。
と、その時……

「羽柴くん!!後ろ、危ない!!」

りまの声に後ろを振り返った。



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