私のヒーロー=ヤンキー君☆
「おっ、龍がやりおったな。」
「はぁ…まったく…本当にどうしようもない連中ね。」
羽柴と私は両手をパンパンと叩いた。
周りには床に伸びてるヤンキー達の姿が。
「ホンマ、やることせこいくせにめっちゃ弱いなぁ。」
「本当、女の私に負けるなんてね。」
「本当や。かっこよかったで、茉智!!」
「ふん。羽柴こそ。」
パンッ!!
私は羽柴とハイタッチをした。
ドサッ
「りゅ、龍雅!!」
りまの声に、私達は振り返った。