私のヒーロー=ヤンキー君☆
2年のくせに生意気?
生意気もクソもあるか。
ぶつかっただけで、年下の女に手を出す連中にそんなことを言われる筋合いはない。
そんな小せぇ男に何も言われたくねぇな。
「男として小せぇんだよ。」
気だるくて両手をポケットに突っ込んだまま睨んで言うと、2人が俺に殴りかかってきた。
俺は黙ったまま、2人を睨んで立っていた。
こんな小せぇ奴に、誰かを殴る勇気なんてあんのか?
「あ、危ない…!!」
武宮が大きな声で叫んだ。